親はいつまでも
自分の子どもたちを
愛しています。
自分が大人になったとしても
親は親に変わりはありません。
そして
お母さまやお父さまにも
ご両親がおられます。
おばあさまやおじいさまにも。
ずっとずっと
大切に育まれ
今の私が存在しています。
親は子どもを心配します。
時にそれを重荷に感じることも
あることでしょう。
だって
愛する子どもなんですから。
その心配もまた
愛情表現のひとつなのです。
それでは
一番の親孝行とは
どのようなものなのでしょう。
きっとそれは
私たちが私たちらしく
幸せに生きることではないでしょうか。
「心配」という重荷を
「温かい愛」と捉えれば
私たちが力強く生きていく
大きな力になります。
その温かな愛は
ご両親からだけでなく
おばあさま、おじいさま
もっと以前の
ご先祖さまたちから
今もなお
ずっと注がれ続けているのです。
今はこの世にいなくても
愛のエネルギーは
ずっと残っていくものです。
それでも
目には見えないから
感じることは
難しいことがあるかもしれません。
ですから、私たちは
「しあわせのふく」をつくります。
着物を身にまとうことで
遠い昔から重ね続けられてきた
温かな愛を
感じることができるからです。
そして次は
私たちの出番です。
私たちの愛を重ねて
子どもたちや孫たち
未来へ紡いでいきます。
ふくをきる。
福を身にまとう。
しあわせのふく
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