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​お手入れの仕方

昔の人たちは、着物を毎回ほどき、反物にしてから洗っていたそうです。

着物は、丁寧にお手入れされ、何世代にも渡って大切に受け継がれてきました。

「しあわせのふく」として生まれ変わっても、想いはそのままに、大切に長く着続けていただきたいと思っております。

ご自宅でできる簡単なお手入れの仕方を紹介させていただきます。

素材によっては、色移りや縮むこともございますので、氣になる方は、クリーニング店や専門店へのお持ち込みをお勧めします。

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01

​洗い

水を溜めた桶の中へ、中性洗剤を溶かします。

そこへ畳んだ着物を入れ、優しく手で押し洗います。

氣になる汚れがある部分は少し重点的に。

漂白剤は使用しません。

色落ちや色移りがある素材がありますので、長い時間のつけ置きはお勧めしません。

02

​脱水

折り畳んだ着物をネットへ入れて、約3分ほど脱水にかけます。

​この後にもう一度すすぎますので、水分を少し落とす程度で構いません。

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03

​すすぎと脱水

​脱水後、洗剤をしっかりと落とすために、もう一度水を溜めた桶ですすぎます。

​ネットへ入れ、先ほどと同じように約3分ほど脱水にかけます。

​少しまだ濡れているくらいが目安です。

04

​日陰干し

脱水後、日陰で干します。

​季節によって干す時間は変わりますが、完全に乾いてしまうとシワが残りますので、半乾きの状態になるまで日陰干しをして下さい。

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05

​アイロンがけ

半乾きの状態でアイロンをかけます。

当て布をして、アイロンの温度設定を低音もしくは絹専用の温度で行います。

​ここでシワをしっかりと伸ばします。

06

​お手入れ完了

きれいにシワが伸びたところで、まだ少し乾いていない部分があれば、日陰で干して下さい。

​完全に乾いたら、お手入れ完了です。

 

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お手入れの
​ご注意

仕立て直すことによって、親から子へと受け継いでいくことができるのが着物の魅力です。

「しあわせのふく」も、ご家族から受け継いでこられた大切な着物と同様、これからも長く愛用していきたいと思われることは、至極当然のことです。

「しあわせのふく」はご自宅で洗濯することが可能です。

少しの手間と時間をかけてお手入れをしていただくだけで、「しあわせのふく」を長く楽しんでいただくことができます。

手洗いをお勧めしています。

使用する洗剤は、中性洗剤(オシャレ着洗い用)や重曹、あるいは水洗いのみです。

新品ではなく、着物の生地を使用しています。

着物の生地は、絹や綿、麻やウールなどの天然素材でできています。

着物が作られた年代や使用されていた期間によっては、生地の状態も異なります

適度に洗った後は、生地の状態に合わせて軽く水氣を絞るなど、脱水して下さい。

絞りが施された生地や、色落ちする生地、飾りが付いている特殊な生地につきましては、専門家にご相談してお手入れをしていただくことをお勧めしております。

また、ご自宅で簡単にお手入れできるものであっても、色が落ちたり生地が縮んでしまったり、型くずれをしてしまったりということがございます。

それらが氣になる方は、クリーニング店や専門店へのお持ち込みをお勧めします。

漂白剤入りの洗剤を使用しますと、色落ちする可能性がございます。

洗剤を使用するのでしたら、中性洗剤や重曹を使用ください。

他の衣類と一緒に洗濯しますと、色移りの原因になりますので、白い生地のものや淡い生地のものとは一緒に洗わないことをお勧めしております。

型くずれを防ぐために、洗濯機で脱水にかける場合は、丁寧にたたみ、ネットに入れて下さい。

また、生地の状態によっては、洗濯機を使った脱水を避け、タオルなどで軽く抑えることで水氣を取ることができます。

脱水後、乾かす場合は、オシャレ着と同様に直射日光を避け、日陰干しをお勧めします。

半乾きの状態でシワを伸ばして干すことで、乾燥後のシワを防ぐことができます。

半乾きの状態でアイロンをかけてシワを伸ばすことが可能です。

アイロンをかける場合は、絹や麻、綿やウールなどの生地に合わせて温度調整を行い、当て布をして使用することができます。

絞りや飾りがあるところは避けてアイロンがけをして下さい。

「しあわせのふく」を長く愛用していただくために、ご自宅での簡単なお手入れの仕方を紹介しております。

天然素材の生地を使用しておりますので、生地の質感や風合いは少しずつ変化していきます。

​その変化も天然素材を使用した着物生地の良さとして、長年に渡って楽しんでいただけたらと思っております。

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